サルヴェの祈り
−15世紀フランドル「マリア兄弟団」の夕べの祈り
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【日時・会場】
2001年7月27日(金)19:00開演
18:45より音楽監督 花井哲郎による解説がありますカトリック碑文谷サレジオ教会
(JR/東急線目黒駅よりバス)全席自由※
当日\4,000(前売\3,500)/ 学生\2,500(40枚限定)
デュファイ、ジョスカン・デ・プレら、ルネサンス時代のフランドル楽派といわれる作曲家達の作品には、聖母マリアに関する歌詞を持つものが多くあります。これらはどのような場で歌われたのでしょうか。
ルネサンス時代のポリフォニー音楽を支えたパトロンとして重要だった「マリア兄弟団」は、聖母をたたえる祈りを捧げることを目的に聖職者、貴族、都市の有力者達が中心となって結成されたもので、晩課の後などに自ら聖歌を歌い、また専属の聖歌隊にポリフォニーを歌わせる「夕べの祈り」を盛んに行っていました。中でもサルヴェ・レジーナを中心とした「サルヴェの祈り」はサルヴェ兄弟団あるいはマリア兄弟団を中心にヨーロッパ各地の教会に広まり、毎週のように土曜の午後などに行われていたようです。女性や身分の低い者も参加したという兄弟団の「サルヴェの祈り」は、祈りの場であると同時に、宗教的な演奏会といった意味もあったと思われます。
本公演では、様々な議論のある中で、一つの可能性として、彼らの傑作モテットを集めて15世紀の「サルヴェの祈り」を再構成し、歴史的典礼の再現を試みるとともに、フランドル楽派の聖母モテットの変遷もたどります。
最新の研究成果を踏まえ、世界的にもほとんど試みられていない斬新な企画を、ルネサンス時代の楽譜をそのまま使用し、当時の発声・発音にこだわりつつ高い精度で演奏するプロの声楽アンサンブル、カペラがお届します。
【演奏曲目】
ギヨーム・デュファイ Guillaume Dufay (ca.1400-1474)
「救い主を育てし母」 "Alma Redemptoris Mater
ヨハンネス・オケゲム Johannes Ockeghem (ca.1425-1497)
「アヴェ・マリア」"Ave Maria
ジョスカン・デ・プレ Josquin des Prez (1450s? -1521)
5声の「サルヴェ・レジーナ(めでたし元后)」"Salve Regina" a 5
第4旋法のマニフィカト Magnificat quarti toni
ロイゼ・コンペール Loyset Compere(ca.1445?-1518)
第1旋法のマニフィカト Magnificat primi toni
アントワヌ・ビュノワ Antoine Busnoys(1430s?-1492)
「天の后、喜びたまえ」"Regina caeli laetare
ピエール・ド・ラ・リュー Pierre de la Rue (ca.1460-1518)
「めでたし天の后」"Ave Regina caelorum 等
【演奏】
ヴォーカル・アンサンブル カペラ
superius
鈴木美登里、花井尚美、本保尚子
altus/tenor
青木洋也、及川豊、川島尚幸、根岸一郎、望月寛之
bassus
小酒井貴朗、花井哲郎