カペラと歌うルネサンス音楽 ヴォーカル・アンサンブル カペラ ワークショップ~ 2023年度全日本合唱コンクール課題曲を使って

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2023年5月4日(木・祝)~ 5月5日(金・祝)

日本を代表する古楽声楽アンサンブル「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」と一緒にルネサンスの名曲を歌うワークショップです。
計量記譜によるオリジナルの楽譜(クワイヤブック)を使い、ルネサンス音楽にふさわしい発声や演奏方法を体感することができる貴重な機会です。
多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
このワークショップで取り上げる3曲を動画で解説する連動企画「花井哲郎オンライン講座『名曲から学ぶルネサンス音楽』特別編 ~2023年度全日本合唱コンクール課題曲を題材に」もぜひ併せてお申し込み下さい。

主催:フォンス・フローリス
受付、問い合わせ先:コーラス・カンパニー

詳細とお申し込みはこちら

コーラス・カンパニー:ワークショップ公式ページ

受講料

全2日通し 8,000円(30才未満 4,000円)
どちらか1日のみ 5,000円(30才未満 2,500円)

会場:大森福興教会 地下集会室

東京都東京都大田区山王2-12-10(JR京浜東北線「大森」徒歩5分)
※大森駅西口正面の八景天祖神社 前階段を登り左へ。
Google Mapの経路は使えませんのでご注意ください。

練習曲

トマス・タリス 4声のミサより 「アニュス・デイ」
Thomas Tallis (ca. 1505-1585) , “Agnus Dei” (Mass for four voices)
ハンス・レオ・ハスラー「もしも私に僅かな時間が残されていて」
Hans Leo Hassler (1564-1612), “Wenn mein Stündlein vorhanden ist”
ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ「めでたし 元后(サルヴェ・レジーナ)」
Giovanni Pierluigi da Palestrina (ca.1524-1595), “Salve Regina”

タイムスケジュール

5月4日 オリジナル楽譜の説明と譜読み
講師:花井哲郎、櫻井元希
10:00-10:30 記譜法の基本説明
10:30-12:00 タリス 各パートの譜読み
13:00-14:30 パレストリーナ 各パートの譜読み
14:45-16:15 ハスラー 各パートの譜読み
5月5日 歌う会
指導:花井哲郎
ヴォーカル・アンサンブル カペラのメンバー
10:00-10:30 ルネサンス音楽の発声
10:30-12:00 タリスを歌う
13:00-14:30 パレストリーナを歌う
14:45-16:15 ハスラーを歌う

ヴォーカル・アンサンブル カペラ 2023定期公演2 シリーズ 知られざる傑作2~カロンのロム・アルメ

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「ヴォーカル・アンサンブル カペラ 2023 定期公演 2 シリーズ 知られざる傑作 2
カロンのロム・アルメ」チラシのオモテ面


ヴォーカル・アンサンブル カペラ 2023 定期公演 2 
シリーズ 知られざる傑作 2

カロンのロム・アルメ

〜グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽によるミサ形式の演奏会

2023年6月26日(月)カトリック関口教会 東京カテドラル聖マリア大聖堂
19時15分 開演(18時30分 開場)
*開演20分前より音楽監督の花井哲郎による説明があります

曲目

グレゴリオ聖歌 洗者聖ヨハネ誕生の祝日 ミサ固有唱
Gregorian chant, Proprium missae in Nativitate Sancti Joannis Baptistae

フィルミヌス・カロン ミサ《武装した人(ロム・アルメ)》
Firminus Caron (1460–75頃活躍), Missa L’homme armé

ジャン・ド・ラ・ファージュ「エリザベトはザカリアに」
Jean de la Fage (1518-30頃活躍), “Elizabeth Zachariae”

ジョスカン・デ・プレ?「女から生まれたものの中で」
Josquin des Prez?, “Inter natos mulierum”

演奏 ヴォーカル・アンサンブル カペラ

Superius:鏑木綾 佐藤裕希恵
Contratenor/tenor:櫻井元希 富本泰成 柳嶋耕太 渡辺研一郎
Bassus:谷本喜基 松井永太郎
Maestro di Cappella (音楽監督):花井哲郎

チケット料金【全席自由】

前売・一般席 4,600円(税込)
前売ペア席 8,500円(税込)
学生席 2,500円(税込)
当日 5,100円(税込)
*会員優先席あり
*学生券を購入された方は入場時に学生証をご提示ください
*前売ペア券は二人同時にご入場ください
イープラス https://eplus.jp/sf/detail/3748780001-P0030001P021001?P1=1221
東京古典楽器センター 03-3952-5515
サンパウロ(「四谷」駅前) 03-3357-8642

配信チケット料金

【公演当日から7月3日(月)23時59分まで】
配信チケット 2,500 円(税込)
応援チケット 5,000 円 (税込) 
*いずれもシステム手数料 220 円(税込) が別途かかります
WOOMO(ウーモ) https://www.woomo.jp/products/detail/1797

チケット・お問い合わせ事務局

フォンス・フローリス
070-4123-0871(平日10時 -17時) contact@fonsfloris.com

主催 株式会社フォンス・フローリス

文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))
独立行政法人日本芸術文化振興会


スタイリッシュ!これぞ15世紀フランドル!
未知の名作に出会ってみませんか。

この作品との出会いは20年前。いよいよ実現です。
巧妙に入り組んだ麗しい旋律に、お洒落な仕掛けがたっぷり。
洗練された宮廷人たちを唸らせたことでしょう。(音楽監督 花井哲郎)

 15世紀の音楽家に関する記録は決して多くはありませんが、特にカロンという作曲家の生涯についてはほとんど何も分かっていません。名前でさえ「フィルミヌス」かもしれないという程度ですが、カロン作として伝えられている5曲のミサ曲、十数曲の世俗歌曲はどれも手の込んだ、洗練の極みのような優れた作品ばかりです。当時の理論家ティンクトリスがその著作の中でオケゲムなどと共に「私が聴いたなかで最も優れた作曲家」の1人としてその名を挙げています。歌曲ロム・アルメに基づくミサ曲はルネサンスを通して多くの作品が生まれ、一つの伝統となりました。カロンの作品もその中で名の知られた他の作曲家のミサ《ロム・アルメ》に劣らぬ傑作です。

 この演奏会では6月24日に祝われる洗礼の聖ヨハネ誕生の祝日のミサとして、その日のグレゴリオ聖歌と関連するモテットと共に典礼の形式で演奏します。ジャン・ド・ラ・ファージュ「エリザベトはザカリアに」も知られざる作曲家のすがすがしい佳作、ジョスカン・デ・プレ?「女から生まれたものの中で」は、ジョスカンの名が記されている写本があるものの、様式的にこの大作曲家の作品ではないと判断されたという理由から演奏されることがない曲ですが、教会の暦の中でも特に重要な聖ヨハネ誕生の日にふさわしい、晴れやかな6声部からなる作品です。ルネサンスの隠れた名曲を尋ね求める旅に、ご一緒に出かけましょう!


演奏 ヴォーカル・アンサンブル カペラ vocal ensemble CAPPELLA

1997年古楽演奏家 花井哲郎が、古楽に取り組む声楽家たちと共に結成。主なレパートリーはグ
レゴリオ聖歌、及びフランス・フランドルを中心としたルネサンスの多声音楽(ポリフォニー)です。典
礼の形式を尊重し、歴史的な”計量記譜”を使用する演奏法にこだわって、アカペラの柔らかく豊か
な響きで宗教作品の気高い精神性を歌い上げます。
クラシック音楽専門インターネットラジオOTTAVAのジングルを担当。2015年第27回ミュージッ
ク・ペンクラブ「室内楽・合唱音楽部門賞」受賞。最新CDはジョスカンの没後500年を記念するシ
リーズ8作目「ジョスカン・デ・プレ ミサ曲全集 第8集 カノンのミサ」(レグルス)。ストリーミング配
信、全国のCDショップにて絶賛発売中。
公式サイト cappellajp.com / twitter @cappellajp / facebook @cappella.jp

会場へのアクセス

カトリック関口教会 東京カテドラル聖マリア大聖堂

東京都文京区関口3-16-15
ホテル椿山荘の前
公式webサイト https://catholic-sekiguchi.jp/contact/access/

【地下鉄で】
東京メトロ有楽町線「Y12 江戸川橋駅」1a 出口より
徒歩約15 分
※エレベーター出口もあります

【バスで】
JR 山手線「目白駅」より・・・都営バス白61系統「新宿駅西口行き」
JR 山手線「新宿駅」より・・・都営バス白61系統「練馬車庫前行き」
→ どちらも「ホテル椿山荘東京前」下車徒歩1分

【新型コロナウイルス感染予防に関するお知らせとお願い】

 公演開催に際し東京都やクラシック音楽公演運営推進協議会によるガイドラインに従い、新型
コロナウイルス感染拡大予防策を引き続き実施しますので、ご協力のほどお願い申し上げます。
・開演中を含めマスクをご着用ください。
・会場内での歓談、終演後の出演者とのご面会は、なるべくお控えください。

◆知れば、もっと面白い

【期間限定】音楽監督 花井哲郎のカペラ6月公演プログラム・ノート

カロンという作曲家 / ミサ《ロム・アルメ》 / 聖ヨハネの誕生の祝日。富本泰成による歌曲「ロム・アルメ」と渡辺研一郎による賛歌「力みのない声で」”Ut queant laxis” の演奏もお聴きいただけます。

https://fonsfloris.blogspot.com/2023/06/6.html

音楽監督 花井哲郎の YouTube 解説動画1

洗礼の聖ヨハネの誕生の日(6月24日)のミサとは?
カペラ2023年6月公演「カロンのロム・アルメ」
https://youtu.be/piAMlcjKJXI

音楽監督 花井哲郎の YouTube 解説動画2

異彩を放つ謎の作曲家カロンを聴くべし!
カペラ2023年6月公演「カロンのロム・アルメ」
https://youtu.be/ngiSaNrQdDE


「ヴォーカル・アンサンブル カペラ 2023 定期公演 2 シリーズ 知られざる傑作 2
カロンのロム・アルメ」チラシのウラ面